双子妊娠10ヶ月 帝王切開前日

もう帰れないと悟ってからは少し気が楽になりました。

やっときました、帝王切開前日！

今日はやることいっぱいあるぞー！
なにもなくただ出された食事を食べるだけの動物園の動物のような生活、私にとってはツラくてツラくてたまりませんでした。
このてんやわんやな日々でもあの入院生活には戻りたくないと思うくらい私にとってはツラかった！その生活とも今日でお別れ！

帝王切開前日はいつも通りNSTをして、剃毛！
ｱﾝﾀﾞｰﾍｱｰ、ジョリジョリ！
つるんつるんになるなんて新鮮だわ〜なんて思ってたら、上の切開する所あたりを電動カミソリでジョリジョリっとするだけ。つるんつるんなんて程遠い。小学生のプールの帽子から髪の毛つんつん出てますけどって感じのつんつん感を残しつつ、カミソリのあたってないところはふさふさ。なんか散らかってる感じ。

そして、浮腫防止用の靴下のｻｲｽﾞを見たり、麻酔の説明や帝王切開の説明をうけたりしました。

帝王切開の説明を受けるときに、希望を書く欄があって、看護師さんになにかありますか？と聞かれたので、生きて帰れればいいです。と答えるとそんなこと言う人初めてです💧と言われました。
だいたいの人は痛みがでないように痛み止めを多くして欲しいとか、オペが怖いので説明しながらして欲しいとか、不安なので近くにいて安心させてほしいとからしい（笑）
いや、そういうの不安とか恐怖とか全然感じないタイプで、切って出して縫ってくらいでしょ？あとはあなた方にお任せしますわ！痛いのやらは少々我慢しますわ！って思ってました。

しかし、同じ部屋の隣のベッドの人が会話を聞くと（盗み聞き）すると、どうやら昨日帝王切開を終えたっぽい。
いてて、、と言いつつ、ベッドの背もたれを少しずつ上げていると
ゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホ。

嘔吐してらっしゃる。

ごくり。

帝王切開の後にゲロするの？
それは知らなかった。
ゲロするのが私にとってけっこうしんどいことなので帝王切開に対する恐怖がむくむくっと少し膨らんだのでした。

あと1つ私の恐れていたことは、空腹。

帝王切開の前日の夜12時〜絶食、朝の6時〜絶飲。
帝王切開当日はなにも食べられず、飲めるのは夕方から。
絶対お腹すくじゃーん！
私、空腹を我慢するのはツライタイプで、食べないダイエットとかは絶対に無理！
なのでなるべくお腹がすかないように、帝王切開前日の夕食を食べ終えた後、消灯時間の前に菓子パンとおにぎりを食べました。

とうとう明日かぁ♥とたいした感慨にひたることもなく、いつも通り激しい胎動を感じながらいつも通りグーグー眠りにつきました。